加温温室栽培とは
よい作物の原点は土壌作り
ハウス内の土、深部に小石等を敷き詰め土に層を作って物理的に水はけの良い土壌を作り出します。施石は土佐文旦の根を必要以上に発達させない目的も持っており、多くの作物に共通する水はけのよい土壌は、土佐文旦の施設内栽培においても原点となります。 高く盛り土をした畝も又、表層面の水はけを実現する為のもの。2重の水分含量調整を行います。
ハウス内の土壌つくりは特別複雑な施肥を行わず、良質な土壌が本来持っている微生物の力を活かし、自然にまかせ長く無理のない収穫かできることを心がけています。 継木の台木は、文旦に一般的なキコク、潅水は樹の上から行います。 ハウス内の樹の良好な状態は20年、それを過ぎると植え替えを順番に行います。本日訪問の温室の樹は8年、樹勢もよく、今が最も樹に勢いがあり良い状態との事です。
温室文旦ハウス内受粉作業
この季節は主に土佐文旦樹の新枝の剪定と受粉。文旦は、自家受粉すると結実率が著しく低いためひとつひとつ手作業で土佐小夏の花粉で受粉させます。受粉作業時はハウス内の湿度計を細かくチェック、湿度管理を行い受粉した花弁の保護を行います。
文旦畑の傍らには必ずといってよいほど受粉用の小夏の樹が植えられています。 結実率を更に高め受粉作業の終了を確認するために花粉に石松子(せきしょうし)を混ぜ受粉させていみます。受粉が完了した文旦の花びらは赤く着色されるので容易に識別できます。 小夏の花粉は、文旦との相性が非常に良く、結実した果実は、容姿良好・成長が早く 種が多い反面、高糖度な土佐文旦に成長していきます。
3月に受粉させた土佐文旦が結実し3〜5cm程度に成長しています。
文旦1つの樹で概ね80個の収穫が理想ということで、 形の悪い文旦や傷の付いた実を間引いていきます。
温室の中で、土佐文旦が色づきだしています。 木成り熟成果実の本領発揮の季節。とびっきりの鮮度 お客様だけのご都合に合わせ収穫、お届けいたします。
土佐文旦、2Lサイズの大玉は味にばらつきがあり取り扱いには注意が必要。Lサイズは品質が安定しており、糖度も高いものは15度を超え18度のものもあります。糖度は糖度センサーで測って出荷します。