文旦作りに心血を注いで50年。
抱き続ける熱い思いと熟練の技。
味の決め手は全国有数の日照時間と、それを最大限に活用する熟練の技の数々。
土佐市宮ノ内には、文旦の甘さを演出するのに最も必要な南国土佐の太陽の恵みがあります。2月、3月、出荷のかたわらで、すでに剪定をする。常に日光を吸収しやすく、また花がまとまって咲かないように、枝や葉にすきまを作る。年間を通し、この作業をこまめにすることが文旦の出来を左右します。矢野さんの文旦畑は、山の斜面を利用し、地域でも日照時間に最も恵まれた立地条件にあります。
土へのこだわりは、至ってシンプル。科学肥料の即効的な効果に頼ることなく自然のあるがまま、その能力に過剰な収穫は求めず田舎らしく、自然のすべてを受け入れ、緩やかに輪廻させる独特の矢野農法、矢野理論に従って収穫につなげる。
自然のなかで、生命の営みと、それを守るためにずっとしてこられた半世紀の集大成が、今ここにあります。
50年の歳月をこの地で過ごされたご夫婦の思い出の全てが土や、樹々、天空に溢れ、柔らかな空気がゆっくりと心地よく土佐の里に流れていきます。
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