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喪中のときのお歳暮 贈ってもいい?贈り方は?

2023.10.24

日頃お世話になっている方へ贈るお歳暮ですが、「喪中の方には贈っても失礼にならない?」「自分が喪中のときはどうする?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
お歳暮はお祝い事ではなく、季節のご挨拶ですから、贈る側・贈られる側が喪中であっても基本的には贈って構いません。
ただし贈り方にはいくつか配慮も必要です。
ここでは、喪中のときのお歳暮の贈り方について見てみます。

お歳暮は四十九日が過ぎてから

喪中のときにお歳暮を贈っても問題ないと述べましたが、先方にご不幸があってから四十九日が明けていない場合には、ご遺族も悲しみや慌ただしさの中にありますので、贈るのを控えたほうがよいでしょう。
自分のところで不幸があった場合については特に決まりはありませんが、贈られる方の中には“穢れが移る”という印象を抱く方もいるかもしれませんので、こちらも四十九日の忌明けを迎えてから贈るのがよいと思います。
お歳暮の時期を過ぎてしまう場合には、松の内(1月7日、関西では15日)を過ぎてから「寒中御見舞」(目上の方には「寒中御伺」)として贈るという方法もあります。
松の内に贈る「御年賀」はお祝い事にあたるため、喪中の場合には贈りません。

喪中のときはのし紙にも配慮を

もう一つ、喪中のときに贈るお歳暮はのし紙にも注意が必要です。
通常お歳暮には紅白蝶結びの水引がついたのし紙を選びますが、これはお祝い事を連想させるため、喪中の場合にはあまりふさわしくありません。
贈る側・贈られる側が喪中の場合には、水引やのしのついていない無地の奉書紙や白短冊を用いるようにしましょう。
表書きは「御歳暮」で構いません。
デパートなどでお歳暮を手配する場合には、喪中であることを伝えるとふさわしい掛け紙を用意してもらえます。
もし喪中であることを知らずにのし紙で贈ってしまった場合には、電話でお詫びをするか改めてお線香をあげさせていただくと、気持ちが伝わるのではないかと思います。