とろけるような甘みと、文旦独特の爽やかな後味。南国情緒漂う柔らかく豊かな芳香は水晶文旦ならでは。
両手よりも大きい水晶文旦。片親は土佐文旦、もう一方ははっきりしていません。しかし果実や木の特徴から明治時代に高知県で偶然に発生した晩王柑と言われています。いわば、水晶文旦は土佐の恵みによって自然の中で生まれた果実なのです
水晶文旦、名前の由来は、
果面が美しく宝石のようなので、水晶文旦と名付けられました。水晶文旦は寒さに弱く、ハウス栽培です。文旦として有名な露地土佐文旦と水晶文旦の最大の相違点は、後者の糖度の高さ。収穫期を通じ12度以上あります。水晶文旦はまさに南国の太陽から授かった自然の恵みの賜物(
玉物)。商品価値も非常に高くひとつひとつ大切に育てられご贈答用としても非常に人気の高い果実です。
水晶文旦の収穫は南国の地に本格的な寒波が到来する12月中旬までが限度。皮を剥ぐ時には、土佐文旦同様さわやかな香りが一面に広がり、南国のトロピカルフルーツの呈する甘さとの違和感がたまらなく新鮮な果実です。
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