2024.08.26
お世話になっている方への季節の贈り物と言えば、お歳暮とお中元があります。
どちらも贈るべき?
異なる点は?
お歳暮とお中元について比べてみたいと思います。
お歳暮とお中元はそれぞれお正月と盆の行事の際に祖霊へお供えする物として誕生しましたが、江戸時代に入り、武士や商人の世界で日頃お世話になっている方への贈り物として発展していきました。
お中元は上半期のご挨拶、お歳暮は歳末のご挨拶として、それぞれ贈られるようになったのです。
お中元とお歳暮は通常セットで贈られることが多いのですが、両方贈らなければいけないということではありません。
どちらか一方を贈るというのであれば、お歳暮のみを贈るようにします。
お中元を贈った方に対しては、お歳暮も贈るのが礼儀です。
そろそろ贈り物をやめたいという場合には、お中元をやめてお歳暮のみを贈るというように、少しずつ負担を減らしていくとよいかもしれません。
半年ごとの贈り物として定着しているお歳暮とお中元ですが、まったく同じようなものを贈るのではつまらないですよね。
どんな点を変えればよいのでしょうか?
まず、お歳暮は一年間の感謝の気持ちを込めて贈るものですから、お中元に比べてやや重視される傾向があります。
お中元ギフトの金額の2~3割増しのものをお歳暮に贈るという人もいます。
金額だけではなく、お歳暮ギフトは特に品質を重視して選ぶという声も多いようです。
また、暑い夏に贈られるお中元ギフトは、ビールや素麺、ゼリーなど、涼を感じさせるようなさっぱりとしたものが人気です。
一方お歳暮は寒い時期の贈り物であり、年末年始もありますから、海産物やお鍋、ハム、日本酒などといったグルメギフトが多く活用されています。
お中元にはどのようなものを贈ったのかを記録しておき、お歳暮を選ぶ際の参考にするのもよいかもしれません。
もちろん何よりも大切なことは相手の方に喜んでいただくことですから、家族構成や好み、体調などを考慮して、とっておきのギフトを選びたいですね。
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